第13節大分戦 これがJ1レベル

こんにちは。サンタです。

GWに入り私生活が充実してメンタル的に持ち直してきている今日この頃です。

さてみなさんは大分戦をどのように見ていたでしょうか?
私個人としては、しばらくジェフの試合を見たいと思えないほど、後味の悪い一戦になってしまったと思ってます。

おそらく大部分の方がそのように感じ、J1との差やりたいサッカーができないことの焦り、何もかもがレベル違いでした。

 

ではここで簡単に感じたことを書いていきます。

 

①チアゴ選手の使いどころとは…

この補強のどこに重きを置いて獲得したのか。そう思わざるを得ない助っ人だと今日感じた。まだ完成されていないのかもしれないが、攻撃でちぐはぐが多かった。ほしい場所にボールが来ない、サポートがないことによって孤立してしまっていた。また、守備ではファーストDFとしての役割はなく、相手にやりたいようにボール運びをされた。以前の記事でも言及したが、彼は2CFだからこそ輝ける自在であり、補強ポイントとしていまいちではないかと評価せざるを得ない。後半サウダーニャ選手が入ってからいい連携があったものの、それでもソロモン選手のほうが期待値はありそうだ。

彼を活躍させたいのであれば早急にフォーメーションチェンジを私は求める。

 

②田口選手の代わりはいないのか…

本日ベンチスタートだった田口選手。彼の存在がどれだけ大きなものかはっきり出た試合であった。ボールの落ち着かせどころ、意外性のあるパスやロングボールはどれも素晴らしいものだった。代わりに出ていた小林選手も悪くはないが、熊谷選手との相性はあまりよくなさそうだ。熊谷選手の長所を消してしまうだけでなく、小林選手の苦手な展開力で勝負しなくてはならない部分も多かった。果たして、田口選手の代わりはいつ現れるのだろうか…

このポジションで期待している高橋選手がなかなかベンチに入れないことが気がかりだ。ケガ明けということもあり起用に慎重かもしれないが、彼なら田口選手を補えるものができるはずだ。そういう面では、小林選手より私はファーストチョイスしたい選手である。高い攻撃力でなく、近年は万能選手として定位置を獲得できそうだからこそもっと起用を見たい。

 

③今年の昇格より若手登用に切り替えるべき??

正直今日の試合はお粗末でした。この体質を変えるためには大きな転換が必要ではないか。イージーミスの連発、主力のスタミナ不足、得点力不足が現状の課題であろう。以前J1で尹監督が見せていた2チーム制の影もない。これを導入すれば、もっと循環するのではないか。思い切っての転換は時に必要であるし新戦力や若手の起用はユースの育成にもつながりモチベーションとなる。特に、西久保選手、佐々木選手は起用を期待していたのにも関わらずだ。ほしかったCBの左利きも使わず、福満選手よりも長けている西久保選手の起用がないのは不満になってしまうだろう。大分は弓場選手をはじめ、積極的にユースの人材をメンバー選出。かつターンオーバーを考えてメンバーチェンジをしたのにもかかわらず、この完成度。ジェフもこれをなくしてチームの底上げはできないだろう。今できることを試して、後半戦に向け準備をすることこそ真の指揮官ではないか。次節どれだけメンバーを入れ替えるか、それで今年の覚悟が目に見えてくるだろう。

 

さて、次節は徳島戦。

どのようにこの悪いチーム状況を改善していくのだろうか?短い準備期間の中でどこまで対応して、どこまでメンバー変更があるのか。尹監督のまさに正念場となる一戦を迎える。