第7節新潟戦 J2通算200勝&今季ホーム初勝利・得点!!

こんにちは。サンタです。

今週は新潟戦を見るべく有休を使い、友人とドライブ後現地に向かいました。海鮮丼おいしかった…

 

 

さて、本題に戻ります。

みなさんは第7節新潟戦をどのように見たでしょうか?

結果はご存じだと思いますが、現地民からすると本当に格別の勝利でした。

客観的に見て一言でいうと、「理想通りの試合展開」と感じました。

今節は感情論でいろいろ話してしまうと思います。

それくらい劇的な勝ち方だったので皆さんと分かち合いたいです!

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<評論①②③>

①キャプテンの大仕事!! 今季ホーム初勝利&初得点

もう今節はこれに限りますね!!

ほしい時間にほしい形での得点。今日も引き分けムードが漂う中、キャプテンが大仕事をやってのけた。

客観的にあのセットプレーがどれだけデザインされていたか話をしたい。

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①まずは米倉選手がニアに走り、相手DFを1枚引き連れる。
②サウダーニャ選手がGKの前で駆け引きし、相手DFをGKの目の前にしてファールを取られように工夫。
 →結果蹴る直前でGKがDFを追いやり、GKもニアに走る

③①で空いたスペースに鈴木選手が走り、3枚つかれてもニアに走りこめてそれをファーサイドに流す。結果ゴールにつながる。

 

まずこの場面、鈴木選手のヘディングもさることながらサウダーニャ選手がGK前にいなかったら生まれなかったゴールである。どこまで意識的に行っていたか知ることはできないが、影のMVPではあると思う(決定機が枠外に外れたのはこれでチャラになるし…)

現地で見ていると感動しかなかったが、実は綿密に計算されていたのだろう。そして、新ネットになってから初ゴールは鈴木選手でしたね。ここ数試合なれない右CBだったが本来の場所の戻り調子も上げたのだろう。今回はセットプレーからの得点であったが、やはり鈴木選手は左CBが合うし今後も継続してほしい。佐々木選手の出番が限られてしまうが、しばらくはこれで先輩の実力を吸収してほしい。

 

②中盤のボール奪取力がウノゼロの秘訣

ようやく本職ボランチが勢ぞろい。今節から熊谷選手がスタメンに復帰し、安定感がある戦いを見せてくれた。特に球際のところは厳しく、組み立てや縦パスに関しては申し分ない。田口選手はロングボールで展開していくタイプなので、熊谷選手とは長短のパスという意味で非常に相性がいい。この2人がゲームにいるかいないかで結果は大きく異なるので、まずは怪我無く終えてほしい。このポジションには、私も応援している高橋選手もいるので、こちらもケガを早く治し、田口依存にならないようポジション奪取を目指してほしいところだ。

 

③流れを変えた途中交代の切り方

ここ数試合、後半から出た選手がなかなか流れを変えることができなかった。今節はその内容を払拭してくれた。要因は、サウダーニャ選手、末吉選手であるのは明白だ。前半は前線からプレスをかけ奪いに行く、組み立てではソロモン選手にあてるを繰り返していたがうまくいかなかった。後半サウダーニャ選手に変わって以降、前線でためることや個人技で前を向けたおかげでWGやシャドーが攻める時間が増えた。そしてサウダーニャ選手と末吉選手はすこぶる相性がいい。同じくらい前に進める推進力とスピードを兼ね備えている彼は今後も脅威である。クロスに関しては昨年から課題であり、どうしてもニアにばかりボールが行ってしまうのが気になる。そこが改善されていけば、左サイドの絶対的定位置確保につながるだろう。ただ、現状サポーターも彼が一番左サイドが似合うと感じているので期待がかかる。

後半は攻撃的かつスピードで突破していくスタイルが確立された。陰で高木選手のスピードがあるからこそ、右左関係なく攻撃の組み立てができるようになった。琉球戦でいい活躍を見せていたので、風間選手よりファーストチョイスになる可能性があるだろう。(特に見木と相性いいんだよな…)

ベンチに流れを変えられる選手が眠っていることは、今後も脅威である。今年一番交代がはまった試合だったので、今後も早めの攻撃カードを切ること、スピードのある選手をベンチに入れておくことが今のジェフにとっては重要となるだろう。

 

④新戦力の活躍は難しいのか…

今節手堅い守備、後半から出てきた選手を見ていくとやはり昨年から所属するメンバーの牙城を崩せないのだろうか。選手の復帰とともに、ここまでチームを支えてきた若手の新戦力はぱたりと消えてしまった。特に西久保選手のベンチ外には驚かされた。今年1年通じて出していくのかと思ったが、やはり福満選手・米倉選手の壁は厚いのか…起点という面でいうと、ソロモン選手と西久保選手は非常に相性がいい。ゴールキックから西久保選手にあて、ソロモン選手がもらう。ソロモン選手は足元でもらった方がフィジカルをごり押しできている印象。なので、西久保選手のセカンドボールを回収する役割として考えると、スタメンをソロモン選手にするのかサウダーニャ選手にするのかで、西久保選手の立ち回りが変わりそうだ。

今節秋山選手は左からの展開、また左利きを活かしたセットプレーの寄与は十分脅威になりうる。特に前半彼がテクニカルに動いたおかげで、後半末吉選手のスピードが活きた。末吉選手を脅かす武器は、クロスの精度だと思うので彼にはそこを武器にしてほしい。

そして、上記で話した内容にかかわる選手、チアゴ選手がいつ実践で行けるのか。ここがサポーターの一番の論点となりそうだ。ソロモン選手がポストプレーできないとなれば序列はチアゴ選手に変わりそうである。私はサウダーニャ選手は後半から出てきたときの脅威枠で使用したい派なので、チアゴ選手の出来が非常に重要となる。軽くインスタでゴール集を見たが、ファーに狙う力が強く抜け出しのタイミングもラインをよくみている。噂で聞いていたラリベイ選手みたいというのが、ようやく腑に落ちた。

アゴ選手からソロモン選手が何を学び、覚醒していくのかチアゴ選手の人柄も含め期待していきたい!

守備面では、やはり現状昨年の3選手を超す選手は現れない。鈴木選手が右で行ければ佐々木選手やアウベス選手にチャンスはあるだろうが、どこまで上がってこれるかは今後次第だろう。

 

 

さて、色々述べてきたが今節の勝利は格別。今期初ナイトゲームで、フクアリ劇場。ほぼ毎日あのゴール見て余韻に浸れるくらいには、元気になれる。

明日は町田戦。ここで勝利できれば選手たちに大きなプラスとなる。リーグ最少失点を継続中だと思うのでそこをどう崩すのか、またいかに失点しないかが大事になる。

実はアウェイで町田に負けたことはないらしいが、今の町田ならボコ負けする可能性は十分あり得る。特にアラウージョ選手は千葉戦に強い印象があるのでどう抑えていくのか注目である。

前節は劇的勝利でいい雰囲気。これをいかに継続していくのか、また4月は横浜FC、東京Vといった現在3位までにいるチームと全部戦うことになるので4月のファーストゲームはなんとしてでも勝利したい。

それではみなさんよい週末を!